これまでよく働いてくれた大切な機械のご売却
その想いは、いかばかりでしょうか・・・
私たちにも忘れられない光景があります
冷たい機械とはうらはらに、
そこには暖かな”想い”がありました
私どもには毎日のように機械の買取依頼がまいります。
理由は、それぞれ違います。
- 機械の入れ替えに伴う下取り
- 後継者がいないための廃業
- 経営者の死去によるもの
- 技術者の退職によるもの
- 受注の先細りを懸念して
- 倒産や清算
- その他
色々な事案がございますが、これまで多くの工場にお伺いして機械を拝見してまいりました。数十年の歳月を経たそれら機械には買取をご依頼いただいた方々の色々な想いが詰まっているような気がします。
- 機械が入ってきたときの興奮
- 仕事にあけくれた活気や希望
- 汗と油や涙にまみれながらモノづくりに打ち込まれたこと
- ご売却に至るまでの葛藤
- それがこの機械なのではないかと・・・
機械をご売却いただく事由にもよりますが買取、撤去にあたっては多くの方が寂しそうなお顔をされ、機械を見送られます。撤去時の想いはいかばかりかと考えてしまいます。
今も涙する2年前の長野県でのこと
マシニングセンター2台を買取らせて頂きました。ご自身で工場を経営されておられ、ご売却の理由は受注が細り、将来の展望が見えない中悩んだ末での結論だと聞かされました。
ご自身は、工場をたたみ、他の工場へ勤めに出られると言います。ただ、結論を出されたからか深刻さはなく、すがすがしい感じすら受けたものです。おだやかで、あたたか味のある社長様でした。
そんな風にお伺いしておりましたので、少しでも高く買取できるよう!
弊社なりに全力でまとめ上げました
いよいよ撤去という当日、マシニングセンターをレッカーで釣り上げトラックに載せる作業をしていますと、離れて見守る社長の横には、いつしかご家族、奥様とお二人のお子様がたたずまれていることに気が付きました。
社長様は、吹っ切れたとはいえ何とも言えない表情です。ただ、奥様がお二人の子供さんたちに何か語り聞かせるように話されているご様子でしたが・・・涙ぐまれてか何度もハンカチを目元に運ばれていました。
これまで支えてくれた機械に対する感謝だったのでしょうか。トラックが出ていくまでご家族で見送っておられました。
その光景を今でも鮮明に覚えていて忘れることができません。思い起こす度に目に熱いものを感じます。
私たちが忘れてはならないこと
その度に私たちは、冷たい機械を売り買いしているのではない。新しい古いに関わらず、そこには、それぞれの物語や想いが刻まれた大切なものであり、それを託されているんだ。そう思います。
他にも撤去日にお酒をそっと旋盤の足もとにかけられた社長様や、機械を次の方のためにと磨かれた社長様。撤去は見たくないと最後まで姿を見せられなかった社長様。
みんな、みんな機械に対する愛情、想いがあるのです。
だからこそ私たちは単に中古の機械を買い取るだけでなく、お客様にとって大切な想いのこもった機械であることを理解して機械の買取に臨まなければなりません。
査定のご依頼にあたりましては忌憚なく何でもご相談ください。
ご意向をお伺いし、できる限りのことをさせて頂きます。よろしくお願い致します。
株式会社トウヨウ貿易 社員一同
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